『モンスターハンターワイルズ』で登場するババコンガとジェマ。ババコンガはユニークな攻撃を持つ牙獣種のモンスター、ジェマは装備作成を担当する加工屋のNPCです。
この二つを融合させる「ババコンガをジェマにするMOD」が話題になっています。このMODを導入すると、ババコンガの見た目がジェマに変わります。
ババコンガには放屁演出のムービーが用意されており、ジェマの姿で放屁演出が楽しめるというわけです。
一部では、「ジェマコンガ」、「怪物」、「特級呪物」なんて呼ばれています。
カプコンは、MOD全般を全面的に禁止しているわけではないものの、公序良俗に反するものやゲームバランスを崩すMODには厳しい対応を取っている。
そのため、安全にゲームを楽しみたい場合は、公式のガイドラインを確認し、MODの使用に関して自己責任で判断することが求められます。
本記事では、ババコンガとジェマの詳細、カプコンのMODに対する姿勢について確認していきます。
- ババコンガとジェマの特徴
- ジェマコンガへの反応
- カプコンのMODに対する姿勢
モンスターハンターワイルズのババコンガをジェマにするMODが話題
- ババコンガとは?
- ジェマはどんなキャラクター?
- ジェマコンガへの反応
- カプコンはMODを禁止していないのか?
ババコンガとは?

ババコンガは、『モンスターハンターワイルズ』に登場する大型モンスターの一種です。
その見た目はユニークで、全身を覆うピンクがかった体毛、大きな爪、そして太い腕を持ち、まるでゴリラのような風貌をしています。
牙獣種に分類され、過去作にも登場しているため、シリーズをプレイしているハンターにとっては馴染み深い存在です。
ババコンガの特徴は、ユーモラスでありながらも厄介な攻撃手段にあります。一見すると愛嬌のある動きをしますが、戦闘では独特な行動パターンを持ち、放屁や糞投げ攻撃でプレイヤーを翻弄します。
ジェマはどんなキャラクター?

ジェマは、『モンスターハンターワイルズ』に登場する加工屋のキャラクターで、プレイヤーの武器や防具の作成・強化を担当する重要なNPCの一人です。
狩猟で得た素材を加工して装備を生み出す役割を持ち、プレイヤーにとって欠かせない存在となっています。
モンスターハンターシリーズにおいて、加工屋はシリーズを通じて登場する要素ですが、ジェマはその中でも特に個性的なキャラクターとして描かれています。
ジェマの魅力のひとつは、明るくて元気な性格と職人気質な姿勢です。彼女は単なるNPCではなく、プレイヤーとの会話の中で励ましの言葉をかけたり、狩猟の成果を称賛してくれるなど、親しみやすい一面を持っています。
このような要素が、ゲームの没入感を高める要因となっており、プレイヤーが彼女に対して愛着を持つ理由のひとつとなっています。
ジェマコンガへの反応
肯定的なコメントでは「面白い」「笑った」「最高」といった感想が多く、中には「天才」と評価する声もあり、MODのユーモア性や斬新さを評価する声が目立ちます。一方で、否定的なコメントには「やりすぎ」「キャラへの愛がない」「下品すぎる」といった意見があり、賛否が分かれています。
カプコンはMODを禁止していないのか?

カプコンはMODの使用に対して、明示的に許可を出していません。また、公序良俗に反すると判断したコンテンツは削除する場合がある、と公表されています。
不適切な表現:当社タイトルを使用して、違法、人種差別的、性差別的、性的指向に有害、性的に露骨、中傷、犯罪を助長する、またはその他の不快な動画やMOD(公序良俗に反するもの)を含むコンテンツを作成することは認められません。当社は裁量により、不適切または好ましくないと判断したコンテンツを削除する場合があります。
このガイドラインは、お客様が当社タイトルのゲーム映像を使用して作成した動画コンテンツのためのものであることに注意してください。当社タイトルまたはコンテンツのMOD、または二次的著作物を作成することを明示的に許可、正式なライセンスまたは承認を意図するものではなく、またそのようにみなすものではありません。
最新作のモンスターハンターワイルズでも、複数のMODが使用されている状況です。
MOD全般を禁止しているわけではなく、あくまでも悪質なMODについては対応するが、悪質でないものは黙認している、というのが現状の様子です。
カプコンがMODに対して慎重な姿勢を取る理由として、以下の点が挙げられます。
- ゲームの品質やブランドイメージを守るため
MODの内容によっては、ゲームの雰囲気や世界観を大きく変えてしまうものもあります。
特に、不適切な内容を含むMODが拡散されると、公式のブランドイメージに悪影響を及ぼす可能性があるため、カプコンはこれを防ぐための対策を講じています。 - ゲームのバランスを崩す可能性があるため
特定の武器を強化しすぎたり、モンスターを極端に弱くしたりするMODが存在します。
これにより、本来のゲームバランスが崩れ、開発者が意図したプレイ体験が損なわれることを懸念しています。 - オンラインプレイにおける不正行為を防ぐため
オンラインゲームにおいては、公平なプレイ環境が求められます。
そのため、チート行為に該当するMODの使用は厳しく取り締まられることが多く、カプコンも不正行為の防止に努めています。
実際、カプコンは一部のPCゲームに改竄防止プログラムを導入し、MODの使用を制限する動きを見せています。
例えば、『モンスターハンターワールド』では、MODを利用することでゲームの挙動が不安定になるケースが報告されており、公式はこれに対して注意を促しています。
ただし、すべてのMODが禁止されているわけではなく、特にシングルプレイ専用のビジュアル変更MODなどは黙認されることが多いです。
しかし、これらも公式のサポートを受けていないため、MODを導入する際は以下の点に注意が必要です。
- 公式の利用規約を確認する
導入前に、利用規約をよく読んで、禁止されていないか確認しましょう。 - オンライン要素のあるゲームではMODの使用を避ける
オンラインプレイでは、他のプレイヤーと公平にプレイすることが求められるため、MODの使用が原因でペナルティを受ける可能性があります。 - 信頼できるソースからMODをダウンロードする
ウイルス感染のリスクを避けるために、公式のMODコミュニティや実績のある開発者から入手するようにしましょう。
このように、カプコンはMODを完全に禁止しているわけではないようですが、使用には慎重な姿勢を示しており、特にオンラインゲームにおいては厳格な対応を取ることが多いです。
そのため、プレイヤーはMODの使用に関して自己責任のもと、リスクを理解した上で適切に活用することが求められます。
ババコンガをジェマにするMODの話題とカプコンの姿勢の総括
- ババコンガは『モンスターハンターワイルズ』に登場する牙獣種の大型モンスター
- 全身をピンクの体毛で覆い、ゴリラのような風貌をしている
- 戦闘では放屁や糞投げなどのユニークな攻撃を繰り出す
- ジェマは加工屋のNPCで、プレイヤーの装備作成を担当するキャラクター
- 明るく元気な性格で、プレイヤーとの会話がゲームの没入感を高める
- MODとは、ゲームの見た目やシステムを変更できるユーザー制作の改造データ
- MODにはビジュアル変更やゲームバランス調整などさまざまな種類がある
- MODの導入にはゲームのクラッシュや互換性の問題が発生する可能性がある
- カプコンはMODの使用を明示的に許可していない
- 公序良俗に反するMODは削除される可能性がある
- オンラインでのMOD使用は不正行為と見なされることがあり、BANのリスクがある
- 『モンスターハンターワイルズ』でも複数のMODが存在し、一部は黙認されている様子
- カプコンはゲームバランス維持やブランド保護のためにMODへの対応を強化している
- MODを使用する際は、公式の利用規約を確認し、自己責任で導入する必要がある